自然の眠りについて
眠りは複雑な体内のからくりのうえに、周囲からの音響刺激や、心の不安、興奮などのない時に、はじめて安らかな入眠から覚醒までの流れとして生じます。
この流れにさからって刺激や興奮を求め、眠りたい時に薬を注射してパタンと倒れるのは、実は眠りではなく昏眠と同じで、これでは早晩脳が侵されます。
睡眠剤やアトラキシン、ハーモニンなどの乱用でも同様です。
常識的なことですが、眠りに入る前は興奮するようなテレビや小説を避け、部屋を暗く、静かにすることが必要です。
ここで大切なことは、時間を一定にすることです。その日の都合しだいで就床時間が2時間も3時間もずれては安眠は得られません。
忙しい人で人生の達人ともなると別でしょうが、食事と睡眠の時間を一定にすることで生活に心棒を入れることがことに病弱の人や若い人には必要です。