眠りの本能について
1日の労働の後の眠りは天国といえましょう。
安らかな小児の寝顔は天国を思わせます。
人はよく、なにも知らずに眠りたいと思います。
ほんとうに眠った人は何も知らずにいられるのでしょうか。
何も知らずにいるのなら、どうして刺激を受けて目がさめるでしょうか。眠っていても内臓は働いているように、脳も昼間と違った働きかたをしていると考えられます。
働いている証拠には、育ち盛りには眠っている間に背が伸びるのですが、心理的には昼、記憶したものが眠っている間に定着するといわれています。
不安が強い時には、夜眠っても悪夢ばかり見ます。
母親は嵐の音では目がさめないでも、乳児のわずかな身動きや寝息の違いで目がさめます。