農薬中毒について
最近農薬を使うことが多くなり、それによる中毒が増えてきました。
厚生省発表の農薬事故の統計を見ても、毎年全国で800人以上の犠牲者が出ています。
これは正式に届出のあったものですから、届出のない軽い中毒まで入れたら、大変な数になるだろうと思います。
農薬には毒性の強いものが多く、特に有機リン剤は一般に殺虫力が優れ、人畜に対する毒性の強いものがたくさん使われています。
例えば、パラチオン(ホリドール)という薬は、りんごや花の消毒によく使われていますが、これは第二次世界戦にドイツが毒ガスとして使ったものです。
ふつう原液が1cc口に入ると、おとなでも死んでしまうほど強い薬なのです。